難しい難民問題
前回のような記事で書いたことを難民から聞いたときとても腹が立ちました。
そして、彼らはイタリアを出てフランスやドイツに行きたいと言っていました。
でもよくよく一人で考えてみると、確かに難民を使ってビジネスをしているのは事実ですが、自分たちのことで精いっぱいな国の人たちがただで難民を確保するのは話が良すぎます。
実際に、私がいるここイタリアの南部に位置するカラブリアという地域はとても貧困な地域として有名です。
自分たちの国では暮らせないから自分たちの国を離れた難民たちは無料で住む場所、食を提供され、その国の言語を学ぶための学校にも通わせてもらっています。
これをすべて親切心だけでやっていたらヨーロッパは崩壊するでしょう。
現に何百万人にも及ぶ難民たちがヨーロッパへ流入してきたのですから。
だから、仕方ないなーというふうに自分の中で完結し、やはり難民問題は改めて難しい問題だなと思いました。